光浦靖子は、スゴイ。40を過ぎて仕事が減ったとか、更年期で体重が増えたとか、相方(大久保佳代子)との微妙な関係とか… ウツウツと悩みそうな感じなのに(偏見です)、サラッと軽~く話してくれる。そして「50にして留学」という勇気ある決断(拍手) ウツウツと悩みがちな私にはとても眩しい。
一つのことを追い、極めることが世間では素晴らしいとされています。でも私にはできそうもない。じゃ、どうする? 深さじゃなく、広く浅く、数で勝負するのは? 「逃げ」と「新しい挑戦」の線引きなんて曖昧なもんだ。これは「挑戦」だ。私は文房具屋になりたかった。手芸屋にも、花屋にもなりたかった。留学したかった。海外に住んでみたかった。広く浅く全部に手を出そう。今から全部叶えよう
…言うことは、誰にでもできる。でも光浦さんは、ほんとうにカナダに行ってしまった(!)
一つのことを極める前に放り出すのがトクイな私。広く浅く、いろいろ手を出していたら、気づけばもうすぐ52歳(汗)
私は海の近くで暮らしたい。私は本屋で働きたい。私は喫茶店で働きたい。私は文章を書きたい。私は走りたい。私は山に登りたい。私は海に潜りたい。私は旅をしたい。私はきれいな庭を造りたい。私はきれいな家に住みたい。私は… あれ? リタイアしたシニアみたい笑??
いいなぁと指をくわえているうちに1年、また1年と時間は過ぎていく。私も全部叶えたい!
書名 | 50歳になりまして |
著者 | 光浦 靖子 |
出版社 | 文藝春秋 |
出版年月 | 2021年5月 |
ページ数 | 208ページ |